【 ベビーカーの種類 】 |
製品安全協会の認定基準(SG基準)には、A型とB型の2種類があります。
さらに、A型とB型の両方の利点を兼ね備えた"新型”も登場しています。
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A型 |
リクライニング機能があり、生後2ヵ月の首すわり頃から寝かせた状態で使用できるタイプ。 |
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B型 |
動きが活発になって、お座りが上手になる頃の7ヵ月から使用できる軽快なタイプ。 |
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新型 |
軽くてコンパクト、さらに寝かせた状態でも使用できるタイプ。 |
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ベビーカーのSG基準 |
発育状況
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区分
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生後すぐ
新生児期〜 |
× |
SG基準では生後2ヵ月までの使用を定めていません。
(新生児には使用できません) |
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首がすわる頃
生後2ヵ月〜満2歳 |
ベビーカーA型 |
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生後2ヵ月〜満2歳。 |
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リクライニング機能を持ち、背もたれ角度は最大130°以上。 |
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寝かせた状態で使用できる。 |
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連続使用時間 2時間以内 |
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車輪の外径 180mm以上 |
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緩衝装置のショック吸収率 70%以上 |
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ひとり座りができるころ
生後7ヵ月〜満2歳 |
ベビーカーB型 |
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生後7ヵ月〜満2歳。 |
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背もたれ角度は最大110°以上。
(リクライニング機能はなくてもよい) |
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座った状態で使用。 |
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連続使用時間 1時間以内 |
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車輪の外径 115mm以上 |
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緩衝装置のショック吸収率 50%以上 |
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生後2ヶ月から満2歳 |
新型ベビーカー(メーカー安全基準) |
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生後2ヵ月〜満2歳。 |
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フルリクライニング機能
(背もたれを平らな状態にすることができる機能です) |
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寝かせた状態で使用できる。 〈平らなベッド〉 |
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連続使用時間 赤ちゃんの様子を見ながら |
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車輪の外径 120mm以上。 〈軽快〉 |
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緩衝装置のショック吸収率 88%以上 |
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【ベビーカーを選ぶときに気をつけることは?】 |
どんな種類のベビーカーであっても、赤ちゃんのからだを支える背もたれと座面がしっかり安定していることが大切。そうでないと背中が丸くなったり、おなかを圧迫してしまいます。発育に合わせて正しい姿勢が保て、手足が自由に動かせる形状のものを選んであげましょう。 |
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【こんなベビーカーが理想的】 |
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赤ちゃんがいちばん安心できる「お母さんの抱っこ」と同じ状態が実現できる。 |
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脳、頭、首すじ、背ぼね、おなかを始め、からだをしっかり守りながら、のびのびできる。 |
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赤ちゃんの脳、頭への衝撃ができるだけ少ない。 |
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赤ちゃんのからだの発育に合わせて正しい姿勢を保持できる。 |
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体温調節機能が未熟なので、シートは通気が調節できるとよい。 |
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押しやすいことで、乗っている赤ちゃんも安定する。 |
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それぞれの特徴を理解し、あかちゃんの発育やライフスタイルに合ったものを選びましょう。 |